【特別編】メカニカルシール 技術説明会のご案内
イーグル工業(株)様による技術説明会のお知らせ
産業用ロボットやFAとは少し毛色は変わりますが、メカニカルシールに関する技術説明会のお知らせです。
2019年11月26日(火)にイーグル工業(株)様をゲスト講師にお招きして、メカニカルシールに関する技術説明会を実施いたします。
普段、(株)大津屋が開催している技術セミナーは主に初心者~中級者向けとなりますが、今回の技術説明会は特別編というだけあり、普段からメカニカルシールを扱っておられるような方を対象としております。
【実施要項】
・日時:11月26日(火) 13時30分~16時00分(受付:13時00分~)
・講師:イーグル工業(株)様
・場所:四日市港ポートビル 2階 大会議室
技術説明会の内容について
メカニカルシールってそもそも何?
【メカニカルシールの基礎】
- ・JISではメカニカルシールがどこまで適用されるよう規定されているのか
- ・メカニカルシールの性能はどのように評価されるのか
- ・基本構造はどのように定義されているのか
- ・各部の名称や要素PV値について
【メカニカルシールの補助装置】
- ・フラッシングやクエンチング、クーラーなど
- ・それぞれの違いとは
各種製品のご紹介(改善・改造をメインに事例をご紹介!)
(1)漏れ原因を考えた高性能メカニカルシールのご紹介 ~ メカニカルシール性能向上のご提案 ~
・静止型カートリッジメカニカルシール:MA29
・ベローズ型メカニカルシール:MBS100
⇒汎用メカニカルシールで短納期品になります。
【改善・改造事例】
・グランドパッキンからメカニカルシールに改造⇒省エネ、環境対策の改善を実現!
・納期が掛かるメカニカルシールを汎用メカニカルシールに改造⇒調達納期の短縮を実現!
※但し、取付寸法、仕様確認は必要になります。
(2)環境汚染、危険性を伴う流体・ガス用メカニカルシールのご紹介 ~ 気、液対応 タンデム型メカニカルシール ~
・大気汚染防止用シール:EM300
⇒危険性が強く、外部に流体を漏れる事が問題になる流体用シールです。
【改善・改造事例】
・流体が大気中に出来るだけでないよう、メカニカルシール+大気側二次側シールをタンデム型へ変更
※タンデム型:メカニカルシールを2個用いるもの
(3)粉体輸送装置用メカニカルシールのご紹介 ~ 摺動材特殊コーディングカートリッジメカニカルシール ~
・粉体用ドライシール パウダーエース
⇒ 粉体用メカニカルシールになります。
ロータリバルブ等の粉体輸送機器のシールになります。
グランドパッキンが多いですが、増し締めの手間と完全シールが出来ません。
作業環境や環境対策の部分に提案。
(4)高粘度、高スラリー等、難条件に対するメカニカルシールのご紹介 ~ 非接触ダブル型ポンプ用ドライガスシール ~
・NF992 ポンプ用ドライガスシール
⇒高粘度、高スラリーの難条件ポンプ用のメカニカルシールです。
メカニカルシールは基本、摺動面が接触(油膜)してシールをしています。
高粘度、高スラリーはメカニカルシールでもかなり難しい条件です。
エアーか窒素を入れて、摺動面を接触させずにシールをさせるメカニカルシールになります。
エアーベアリングのようなもので、浮かせて回す構造をとっております。
↓↓↓技術説明会のチラシです ↓↓↓