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自動車部品 検査後ワーク取り出しの自動化
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| 導入ロボット | IAI スカラロボット |
|---|---|
| 業界 | 自動車 |
| 工程 | 検査工程 |
自動車部品工場の検査工程において、検査が完了したワークの取り出しをスカラロボットを使って自動化を実現した事例をご紹介します。
導入の背景・導入前の課題
こちらのお客様の工場において、これまでは検査が終わったワークを人の手によりOK、NG品で分けて排出シュートへ送り、その先のコンテナに払い出しを行っておりました。しかし、この選別作業が非常に工数がかかっていただけでなく、排出時にワーク同士が当たることでOK品にも傷が生じ、歩留まり悪化の原因にもなっておりました。そのためこの作業自体の見直しを検討されておりました。
導入後の効果・当社からの提案
そこで当社からはスカラロボットの導入をご提案いたしました。具体的には、ワークをスカラロボットで掴みにいき、専用トレイに整列させながら収納するという方法をとることです。これによりワーク同士の接触が無くなることで傷が無くなり、製品不良の減少につながりました。
6軸の垂直多関節ロボットは確かにポピュラーですが、広いスペースが必要になることと導入に際するイニシャルコストがかかることがネックとなります。しかし当社は何社かのセットメーカーとパートナーシップ提携を行っていることから、このようなセットメーカーと協働でワークの整列を専用トレイにさせながらスカラロボットを導入するという組み合わせの提案・導入が可能です。こうすることで、導入に際して必要となるスペースやイニシャルコストも抑えることが可能です。
このように三重産業用ロボットFA導入Naviではパートナーシップ提携先との協働により、お客様の予算や製造現場に最適な産業用ロボット・FAの導入をご提案いたします。
