省人・省力化の代名詞といっても過言ではないNACHI製ロボット

今回は、このコラムをご覧いただいている皆様に、当社が取り扱いっているNACHI製の注目ロボットをご紹介します！
昨年末開催された国際ロボット展でも、同社製品が備えている世界最高水準の技術は大々的にPRされていました。
また近頃、NACHI製の協働ロボットとのコラボ製品も多く見受けられ、今後生産現場に欠かせない存在へと移り変わっていくでしょう。

今回ご紹介する産業用ロボットはこちら！

①安全柵不要で導入もカンタン！スリムアーム協働ロボット「CZ10」

②仕上げ加工の自動化に ！「ロボットバリ取りセル」

③高速・高精度動作！垂直多関節ロボット「MZ25」

安全柵不要で導入もカンタン！スリムアーム協働ロボット「CZ10」のご紹介

安全に人との協働作業ができるロボットです

まずは、協働ロボット「CZ10」のご紹介です。
こちらの製品は協働ロボットであることから安全柵が不要となるため、従来の産業用ロボットでは安全柵の設置が義務化されていることから導入が難しかったケースにおいても、比較的容易に導入できます。

協働用ロボットは読んで字のごとく安全に人と一緒に作業が出来るのですが、
本製品に関して、もう少し具体的に安全性を紹介しましょう。

まず、本製品は2種類の安全性を備えております。
①人との接触を検知し停止する安全機能
　安全柵が無いということは、もちろん稼働しているロボットに人が容易に近づける状態になります。そのような状態では人との接触の可能性があり危険です。
　しかし「CZ10」であれば人との接触をセンサーで感知して停止するので、接触およびそれによるけがの心配も少なく、安全と言えます。
②危険挟み込み防止デザインによる本質安全
　ロボットの関節部分に指を挟み込まれるリスクを低減するデザイン設計になっています。
　このような本質安全により危険な部分を無くして、より安全にご使用いただけます。

ティーチングも簡単です

ティーチングと聞いて難しいイメージを持たれている方も多いかもしれません。
しかし、このスリムアーム協働ロボット「CZ10」であれば、 アームを手で動かして直感的にティーチングを行うダイレクトティーチが可能です。

マシンローディング

工作機などで加工が終わったワークを取り出す工程を、ロボットを使用して自動化を図る際、この「CZ10」なら安全柵が不要でロボットを設置する事ができます。
安全柵が要らないことから省スペースで設置する事ができ、生産現場において大幅なレイアウト変更も行わずに導入できます。

ロボットバリ取りセル　仕上げ加工の自動化におすすめ！

仕上げ加工の自動化に最適なロボットユニットです

新製品！ロボットバリ取りセルをご紹介致します！
追従性の高いエアーフローティングユニット付きスピンドルを搭載し、バリ取りに必要なすべてをパッケージングした製品です。
ダイカスト、機械加工、樹脂成形、砂型中子、小型部品などの様々なバリ取り用途に対応しこの1台を導入するだけで、多様な自動化を実現します。

こんなことが可能に！？3大特長！！

①独自のエアフロート機構をもった、エアフローティングユニットを採用することにより、ワークのばらつきにしっかり追従します。
　また、エア圧の可変により最適な押付力にて高品位なバリ取りを実現します。
②サーボ制御式回転テーブルの採用により無段階の割出しが可能となり、全方向からツールのアプローチが可能となりました。
　また、ロボットコントローラによる制御で協調動作も可能です。
③オフラインティーチングツールを採用したため、オフラインでのティーチングが可能となりました。

MZ25　垂直多関節ロボット

MZシリーズのラインナップ追加

最後にご紹介する製品は垂直多関節形ロボットとなります。
従来のMZシリーズに中型の25kg可搬ロボットのラインナップの追加になりました。
高速・高精度なMZシリーズ小型ロボットの特徴はそのままとなっております。

高い汎用性 ・高速・高精度動作

最大リーチ1882mm、左右170°の可搬領域があるため、多くの場面で使用が可能となります。
パワフルな手首で、大型ワーク・ハンドにも対応でき、ローディングをはじめ、バリとり、部品の組立・搬送等の幅広い使用用途でご検討頂けます。
また、防塵防滴仕様（IP67）・防錆処理・耐クーラント塗装を標準採用しており、粉塵や水滴が飛散するような環境でも使用できます。
クラストップレベルの高速・高精度動作(位置繰返し精度±0.05ｍｍ)を実現しており、お客様の生産性向上に貢献することが可能となります。

豊富なアプリケーション

中空手首構造に加え、各種アプリケーションで要望される配線・配管を機体内に標準装備することで周辺装置との配線などの干渉リスクを低減することが可能となりました。
その為、大流量のエアーブロー等を使用するための大口径のエアーホースや、複数のアプリ線取出口を標準装備することにより、利便性が大幅に向上することが出来ました。

「NACHIロボット」についてもっと詳しく知りたい方へ

いかがでしたでしょうか？

今回は、NACHI製のロボットの注目製品3連発でご紹介させていただきました。

もっと詳しく知りたいという方は、ぜひ下記リンクよりお問い合わせください！

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